女性 42歳 会社員 158cm 47kg
◆症状の経過◆
32歳で結婚し、34歳時より不妊治療を受けた。20歳代より低体温で手足の冷えが強く、むくみやすかった。生理不順はなかったが基礎体温測定では高温期の温度が低く期間も短かかった。排卵は確認されたが卵子の発育が良くないと言われた。35歳時、体外受精で妊娠したが8週で流産した。仕事はパソコン作業のため肩こりや眼精疲労もあり、体調を整え妊娠に備えるため36歳時、友人の紹介で当付属診療所を受診した。
◆光線治療◆
◆治療の経過◆
自宅で毎日光線治療を行った。6カ月後には体温が上昇し、冷えも改善した。肩こりや眼精疲労も軽減し、体調が良くなった。この頃体外受精を行ったが妊娠しなかった。その後不妊治療、光線治療ともしばらく行っていなかったが、40歳時もう一度しっかり治療を行うため再診した。照射部位と時間を変更して治療を継続した。結果、42歳時で自然妊娠し女児を出産した。
平成25年12月1日発行 機関紙「光線研究」より