女性 65歳 主婦 151cm 40kg
◆症状の経過◆
50歳代の頃は、冷えと胃のもたれ、腹部の張りで悩まされ、検査では特に異常がなかった。漢方と娘に勧められた光線治療を行っていた。60歳時に、母の介護の疲れや趣味の勉強会での無理がたたり、不眠がひどくなった。睡眠薬も効きが悪く、夜になるのが怖かった。同時に食欲不振、動悸、だるさ、疲れなどの自律神経失調症の症状が出て、夕方に光線治療を続けていた。光線治療を行うと、元気にはなるが、不眠が改善せず、半年位して当所を受診した。
◆光線治療◆
◆治療の経過◆
午前中に、前額部の照射と就寝前に腹式呼吸も始めてもらった。2~3カ月治療を続けて、徐々に、眠れるようになり、半年位で睡眠剤なしで眠れるようになった。それとともに、他の自律神経の症状も改善し元気になった。
平成26年8月1日発行 機関紙「光線研究」より