女性 58歳 会社員
◆症状の経過
48歳より実母の介護が始まり、また仕事が変わったことなどが重なり、体の冷え、首や肩のこり、腰痛がひどくなった。さらに左側の後頭部が痛み、眼の疲れやまぶしさなどの症状もあった。脳外科で後頭神経痛と診断された。薬の服用、マッサージなどを受けていたが改善がなく、51歳時、友人の紹介で当付属診療所を受診した。
◆光線治療
◆治療の経過
自宅治療を毎日行ったところ、後頭神経痛は4回目の治療で起こらなくなった。治療1カ月後、体の冷え、首や肩こり、腰痛は楽になった。その後、忙しく良く眠れないときは後頭神経痛が出ることが時々あった。治療6カ月前後で後頭神経痛はほぼ出なくなり鎮痛剤は不要となった。友人から顔つきや表情が良くなったと言われた。その後、光線治療は冷えの予防のため週3、4回は行っていた。治療7年後の現在、後頭神経痛は全くなく体調はいい。
平成26年12月1日発行 機関紙「光線研究」より