ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入してきたときに、それを排除して生命を守るのが免疫の働きです。免疫には2つの種類があって「自然免疫」と「獲得免疫」があります。
自然免疫は、生まれながらに備わった先天的な免疫システムです。獲得免疫は病原体に感染することで作られる「抗体」によって後天的に得られる免疫です。
ワクチンは感染前に、この抗体を作る作用の医療品で病原体の侵入に備えます。ただし、ワクチンを接種しても元々の自分の免疫力が低下していれば、感染し、発病する可能性があります。
光線療法は免疫を高める作用がありますので、ワクチンを接種した場合でも光線療法を併用することで、感染や発病、重症化予防の作用を高めます。
光線療法はワクチン接種後すぐに利用でき、ワクチン接種時の腫れや痛みの軽減などにも役立ちます。
令和3年6月1日発行 機関紙「光線研究」より