69歳 主婦 153cm 45kg
◆症状の経過
手芸が趣味で、下を向いた姿勢が多く、長年首や肩に、こりや痛みがあった。病院ではストレートネックと診断されていた。2年程前から右腕の上りが悪くなり病院で五十肩と診断を受けた。ヒアルロン酸注射や鍼治療、自己流で光線療法も行っていたが良くならなかった。病院でMRI検査を受けたところ、「右肩の腱が半分ほど無くなっており、手術しても腕が上がるようになるかどうかは半々」と言われていた。光線治療の効果的な指導を受けたいと思い当付属診療所を受診した。
◆光線治療
◆治療の経過
自宅で光線治療を続けた。姿勢を正すことにも注意し、肩周辺の硬くなっている部分にも光線をよく照射するようにした。徐々に肩周辺の硬さがとれてきて腕の動きや痛みが軽減してきた。半年ほどの光線治療で肩の動きはほぼ正常に改善し、痛みも解消した。
平成30年2月1日発行 機関紙「光線研究」より