女性 48歳 主婦 150cm 40㎏
◆症状の経過
45歳頃、背中がムズムズするようになり、不眠となった。病院で、自律神経失調症と診断された。処方された睡眠導入剤を服用しても変化がなかった。鍼灸治療を始めたが、2,3日後には不眠や背中のムズムズ感が戻る状態が2年間程続いた。その後、喘息を発症し精神的にも肉体的にも疲労感が増していた。その頃の睡眠時間は3時間程度で日中に強い眠気に襲われることが多く、表情も暗くなった。病状のことを相談した親戚から光線治療を勧められ、付属診療所を受診した。
◆光線治療
◆治療の経過
光線治療を初めて受けた日は身体が温まり、いつもより入眠がスムーズになったので、通院治療を続けることにした。2週間後には睡眠時間も5時間になり、日中感じていた強い眠気もなくなり眠剤服用を止めた。通院治療1カ月後には喘息が楽になり、背中のムズムズ感も和らいできた。3カ月経過した頃からフッと身体の力が抜け、背中のムズムズ感は全く感じなくなり、表情も明るくなった。半年後には睡眠時間が6時間30分以上になり喘息の症状もなくなった。現在は歯周病で口中がネバネバと気持ち悪いので症状緩和に光線治療を続けている。
平成30年6月1日発行 機関紙「光線研究」より