女性 55歳 自営業 161cm 51kg
◆症状の経過
50歳時、左肩に突然激痛が走った。病院で肩の石灰沈着を指摘され、肩の石灰を注射器で3回抜いたが取り切れなかった。光線治療も併用したところ3カ月程で痛みは取れた。同時期より更年期障害で生理不順やほてり、情緒不安定などの症状が出てきた。その後、右肩に痛みが再発し、当付属診療所を受診した。
◆光線治療
◆治療の経過
右肩にも石灰の沈着がみられ、病院では温めないように言われたが光線治療をすると痛みがとれやすいので治療を続けた。しかし、右肩痛は完全に取れないため沈着した石灰を抜いてもらったが、しばらくして石灰沈着と痛みが再発した。その後数年間、石灰除去と再発を何回も繰り返したため、当所を受診。治療用カーボンを変更、さらに治療器を2台に増やして治療を続けた。1カ月程で肩痛は解消した。後日の検査で肩の石灰が消失しており、その後も石灰沈着の再発はない。
令和元年8月1日発行 機関紙「光線研究」より