女性 51歳 自営業 152cm 49kg
◆症状の経過
当所受診の3年程前から右肩痛があり、2年前頃から就寝中に目が覚めるほどの激痛となった。整形外科のレントゲン検査で肩の石灰沈着を指摘された。毎晩鎮痛剤(ロキソニンン)を服用し、効いている間は痛みがとれたが、切れると痛みが再発した。ステロイド注射も受けたが一時的だった。光線治療は両親が使用しており、子供の頃から馴染みがあり、時々使っていた。今回、肩痛が改善しないため、当付属診療所を受診した。
◆光線治療
◆治療の経過
当所への通院治療と自宅治療を続けた。2週間程で肩痛が軽減し、肩の可動範囲が広がった。治療1カ月程で、起床時の痛みは気になったが、日中の痛みは気にならなくなった。2カ月後には、起床時の痛みは少しあるものの、鎮痛剤を服用しなくてもよくなり、当所への通院も終了した。
令和元年8月1日発行 機関紙「光線研究」より