女性 52歳 パート 155cm 45kg
◆症状の経過
42歳頃から疲れやすくなり、仕事が休みの日は出掛ける気力がなくて寝ていることが多くなった。病院では「うつ病」と診断、抗うつ剤を服用したが改善せずに中止した。学生時代より便秘や頻尿、頭痛、眼の奥の痛み、肩こりなどの不定愁訴があった。20歳代の頃、体調不良を心配した友人に光線治療を勧められ治療器を求め、自己流で治療しながらなんとか体調を維持していたが、40歳頃には光線治療は殆ど行っていなかった。徐々に体調が悪化、日常生活も辛くなってきた。50歳時に光線治療のことを思い出し、当付属診療所を受診。
◆光線治療
◆治療の経過
毎日の自宅治療と2カ月毎の当所への通院治療を開始。当所で初めて治療器4台での光線治療を受け大変気持ち良かったことと、診察時しっかりを話を聞いてもらえたことで先々の不安が和らぎ、少し前向きな気持ちになった。4カ月後、光線治療とともに、今まであまり摂らなかった肉や魚など極力摂るようにしたところ少しずつ元気が出てきた。半年後、当所通院治療3回目で便秘や頻尿が改善していることに気がつく。1年後、通院治療11回目で頭痛や眼の奥の痛み、肩こりも気にならず、歩行も辛くなくなった。家族や周囲の人達から「表情が明るくなった」と言われるようになった。1年半後の通院治療21回目の現在、朝の起床も問題なく、休日には夫と一緒に外出して元気である。
令和元年8月1日発行 機関紙「光線研究」より